香川のものづくり支援事例集No.11
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8珍しい体験として、(株)タダノのミニクレーン操作体験では、本物のクレーンと同じ臨場感があり、「操作は難しかったけど楽しかった。」と子供たちも大喜び。テントシート技能士会によるテント地のフリスビーゲームや鳶技能士会の高所作業車乗車体験では2階建てくらいの高さまで上がり、広い会場が一望できる体験に「恐かったけど会場が見渡せておもしろかった。」と子供たちの声が響いた。また、和裁マイスター会による子供の着物着用撮影会では「こんな晴れ着はなかなか着れないので、いい記念になります。」と多くの親たちが子供の笑顔を写真におさめていた。会場の入口では熟練技能士の匠の技を集めた優秀作品展示コーナーが迎える。和裁の振袖、洋裁のドレスのきらびやかな物から建具・板金・石工などの洗練された作品など、どれも技能の粋を集めた逸品に「いままでに見たことのない作品に驚いた。」・「どうやって作っているんだろう。」と作品の魅力に感銘していた。会場ブースは大きく2つに分かれ、香川県技能士会と全技連マイスター会の作品展示・販売コーナーとものづくり体験コーナーで構成され、板金技能士会の銅板表札・プレート作り、建具技能士会の椅子・マガジンラック作り、左官技能士会のこて絵作りなど、日頃見たことのない作品作りに親子で熱中していた。「子供よりも親の方が真剣に取組んでいました。」と体験指導員が微笑む。1ヶ所だけでなく2〜3ヶ所の体験コーナーに参加し、できあがった作品を抱え「最初は難しかったけど、だんだん仕上り楽しかった。また明日も来たい。」と目を輝かせていた。今回は体験ブースを巡って技スタンプを集めると「マイスター認定書」が貰えるとあって、2日間通して参加する親子も多く「去年初めて来て今年も子供が行きたいと言うので、楽しみにしていました。」と満足そうに作品を見せてくれた。▲技能士の指導を受けてチャレンジする文ちん作り▲来場者で賑わう各職種のブース▲来場者で賑わう各職種のブース▶優秀作品を一堂に展示コーナー作り▲日頃使ったことのない道具で椅子作りに苦闘する親子◀板金技能士会による銅板表札や キャラクターのプレート作り▼左官技能士会 による泥団子作り◀子供たちの記念に着物着用撮影会▲テントシート技能士会によるフリスビーゲーム▼鳶技能士会による高所作業車乗車体験▼㈱タダノによるクレーン操作体験親子で楽しみながら日頃見ることのないものづくり体験にチャレンジ!

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