香川のものづくり支援事例集No.9
5/16

 競技大会出場が決まって限られた時間の中で、さまざまな情報や技能を自分の物にしていく才能はとても素晴らしく、また毎日の練習にも音を上げず大したものです。そのがんばりが敢闘賞という結果につながりよかったと思います。機械製図だけでなく機械加工などの技能検定にもチャレンジする気力・精神力を伸ばしてもらいたいと思います。 子供の頃からものづくりや機械に興味があり、より専門的な技能が学びたいと入学しました。1年生から2年生への進級試験で優秀な成績が認められ、今回の競技大会に出場しました。練習期間が約3ヶ月しかなく厳しかったのですが、毎日2時間ほど遠藤先生から特訓を受け大会に備えました。初めての競技大会の出場でしたが、私の兄が数年前に自動車整備で入賞しているので、競技や会場の雰囲気などを聞かされ、プレッシャーもなく自分のペースで競技できたのもよかったと思います。 いま技能検定の旋盤に挑戦中で、この他機械製図などの検定にも挑戦したいと思っています。機械システム科 遠藤 彰先生担任の先生からのメッセージ香川県立高等技術学校 高松校 機械システム科 2年 林 千晴さん 機械製図(CAD)敢闘賞!さらに技能検定旋盤・溶接と挑戦中! 短い練習期間にも弱音をはかずにがんばったと思います。難問の競技課題にも落ちついた姿勢で判断し取組んだ姿は大したもんだと思います。3年前から大会に出場し去年は先輩が敢闘賞を受賞し、今回は金賞を射止めた事は、服部くんだけでなく、他の生徒のヤル気とモチベーションも高めたと思います。まだまだ可能性を秘めた才能があるので、さらに高い技能に挑戦してほしいと思います。 金賞受賞を知ったのは、大会帰りの新幹線の中で寝入っている時。佐竹先生がネットで受賞を知り起こされ、みんなで歓喜の声をあげました。出場が決まり約2ヶ月間で猛特訓し、いろいろな課題のバージョンを想定しながら克服していったのですが、競技課題が予期せぬ内容になっており、最初はパニックになりました。しかし、開き直り自分の持てる力を信じて取組みいい結果が出たのだと思います。佐竹先生にも熱心に指導していただき感謝しています。この受賞を機に授業にも自信を持って取組み、いろいろな検定取得などスキルアップを図りたいと思います。出身は徳島県ですが卒業後は香川県内で就職し、香川のものづくり産業に貢献したいと考えています。電子情報技術科 佐竹 一孝先生担任の先生からのメッセージ四国職業能力開発大学校 電子情報技術科 2年 服部 愼一郎さん ITネットワークシステム管理で金賞!さらに上を目指してスキルアップを図りたい!4

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です