香川のものづくり支援事例集No.7
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■技能振興と継承の段階的プログラム香川のものづくり産業を支える次代の若年技能者を育成すると共に、産業ニーズに合った人材育成のシステムを構築し小学校から社会人まで段階に応じた人材育成プログラムに取組んでいます。技能フェスティバル技能五輪全国大会技能グランプリ若年者ものづくり競技大会技能検定(国家試験)「ものづくりマイスター」実技指導めざせマイスタープロジェクト「技能士の魅力を伝える授業技能体験教室」高度熟練技能者〈小・中学校児童・生徒〉〈高校生〉〈在職者〉強 化育 成普 及香川県職業能力開発協会会長 大藪 修二新年のあいさつあけましておめでとうございます。新たな年の始めを迎え、皆様には明るい新年をお迎えになられたこととお慶び申し上げます。 さて、我が国が人口減少社会を迎える中で、経済を発展させていくためには、国内産業の高度化を図り、より付加価値の高い製品やサービスを生み出していくことが求められております。 そのためには、働く人々が「新たな知識」や「高度な技能」を積極的に習得し、ひとり一人の生産性を高めていくことが重要であります。 当協会では、引き続き、技能検定試験などを通じて、技能の向上を図るとともに、産業界のニーズを踏まえながら、実践的で、多様な教育訓練を実施することにより、地域産業を支える人材の育成に取り組んでまいります。 とりわけ、次代を担う若者の育成は重要であることから、熟練技能者を「企業」や「教育訓練機関」に派遣し、若年技能者や学生に対し実技指導を行うなど、円滑な技能の継承を図っているところであります。 また、多くの若者に、技能の大切さやものづくりの魅力について理解を深めていただくため、様々なイベントを開催するなど、「ものづくり尊重気運の醸成」にも努めております。 今後とも、国・県などの関係機関や業界団体と連携を図りながら、「職業能力の開発の促進」と「技能の継承・発展」に積極的に取り組んでまいりたいと考えておりますので、引き続き、皆様方のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。 最後に、この一年が皆様にとりまして良い年となりますよう祈念いたしまして新年のご挨拶とさせていただきます。2

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