香川のものづくり支援事例集No.7
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機械保全2級の実技指導について…!技能検定課題を活用した人材育成機械保全2級技能検定にチャレンジ!資格取得のために自己の目標や計画を立てて実践することは就職に対しても重要なことであり、取得することにより自信や達成感が身につくことに大きな意義があります。今回技能検定にチャレンジすることで様々な事柄を身につけることができたのではないかと思います。ただ資格を取得するということではなく、真のものづくりマイスターを目指す足がかりとなることを期待しています。〈建築科〉建築科では、強さと使いやすさ、美しさを兼ね備えた理想の建築を目指すために必要な知識・技術の基礎を学習します。また、実習・製図・CAD(コンピュータによる製図)などの学習にも力を入れ、社会が求める建築技術者の育成を行っています。〈土木科〉道路・橋・トンネル・ダム・空港・鉄道・発電所など施設・構造物の計画・設計・施工を行うための基礎・基本について学習します。また、土木科は香川県で唯一本校にしか設置されておらず、県内外の多くの建設会社や官公庁で卒業生が活躍しています。〈電気科〉電気科では1・2年生で電気と電子および情報の基礎科目を学習します。将来の電気技術者をめざして資格試験にも積極的に挑戦し、多くの生徒が合格しています。さらに進んだ内容を勉強するために進学する生徒も多くいます。〈機械科〉機械はあらゆる産業の基盤です。設計・工作・製図・原動機など機械の基礎を広く学習します。最近の工業技術の進歩は著しく、コンピュータ技術・CAD・CAM・数値制御・電子機械などのメカトロニクス技術習得にも力を入れています。専門性の高い国家資格などの資格取得に挑戦しています!大きな夢に向かってチャレンジし、高い理想の実現をめざします。香川県立多度津高等学校香川県仲多度郡多度津町栄町一丁目1番82号HP http://www.kagawa-edu.jp/takouh01/香川県仲多度郡多度津町栄町一丁目1番82号HP http://www.kagawa-edu.jp/takouh01/DreamChallengeJump 本校は、全日制課程に工業科4科と水産科2科、定時制課程に工業科2科、さらに専攻科を併設する特色ある専門高校です。 校訓「清明強和」とともに、新生多度津高校のスタートを機に、その象徴としてDCJ(Dream・Challenge・Jump)を教育ロゴと決め、すべての教育活動の中で「大きな夢に向かってチャレンジし、高い理想の実現をめざす」DCJ活動を進めています。 2011年に創立90周年を迎えた伝統ある学校で、26,000人を超える卒業生が、各界で活躍しています。●ものづくりマイスターの実技指導を受けて 機械検査職種にも取り組んでいます●この他、海洋技術科・専攻科、海洋生産科などの水産科も充実した授業内容を展開。●機械保全2級の検定試験に取り組む生徒機械科担任藤田 敬司先生●機械保全2級技能士実技試験に適した実技指導を受け、3級に比べて難しくなった問題や内容を覚えるのに苦労しましたが、先生のおかげで理解しやすくなったので感謝しています。機械科3年生 片山 景司さん授業で習うよりとても詳しく勉強ができ、実物を見て触れることで実践的な勉強になりました。今回、難しい問題に取組むことで、たくさんの知識と技能を身につけることができました。機械科3年生 小野 方大さん多種多様の部品が多くの機械系の会社などで使われているので、機械保全の実技はそれぞれの点検の方法・原因究明など、就職先で役立つ技能だと思います。機械科3年生 芝 良翼さん油圧回路や空圧回路のところが、専門の授業でもできたので、予習みたいな感じで勉強になりました。就職先でさまざまな仕事に活かせることができると思い、合格に向けてがんばりたい!機械科3年生 十鳥 航浩さん13

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