香川のものづくり支援事例集No.6
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美味しさと楽しさをカラフルに彩る洋菓子づくり!パティシエ美味しい笑顔を創る、こだわりの洋菓子づくり!洋菓子製造技能士日本の洋菓子は安土・桃山時代にポルトガルとの交易により、宣教師が、キリスト教普及のために日本人に配った南蛮菓子として伝わりました。その後、洋菓子はヨーロッパの洋菓子を中心に明治以降全国に広まりました。東京オリンピックの開催をきっかけにフランスの有名なパティシエ(フランス語で菓子職人)が日本に店を出し、本格的な洋菓子ブームが起こりました。1980年代に入り若いパティシエたちが増え、海外で修行を重ね自らの店を立ち上げるなど、洋菓子業界はさらなる発展を遂げました。現在では若いパティシエたちが中心になり日本独自の新たな洋菓子文化が創造されています。パティシエの仕事は朝早くから夜遅くまで、大量のクリームづくりなどの力仕事からケーキをデコレーションする繊細な作業など、幅広い作業工程をこなしている。最近ではパティシエ人気が広まり男性だけでなく女性パティシエも増えています。また、世界規模のコンクールにも日本人パティシエが参加し、ハイレベルなスキルを発揮して優秀な成績を収めています。小さな頃の絵本のお菓子や映画で見た洋菓子を自分で創ってみたいと思った夢を実現するパティシエ。食べる人を幸せな笑顔にする洋菓子づくりがパティシエの魅力であり原点なのです。<洋菓子づくりのポイント>洋菓子は砂糖、小麦粉、卵、バターの4つの材料を基本に旬のフルーツなどを盛り込み作ります。一つ一つの作品にパティシエの感性やこだわりが見えます。ヨーロッパ文化として渡来した洋菓子がいま日本独自の洋菓子となり新たな創造へ!美味しい・楽しい洋菓子づくりは食べる人を幸せにする笑顔づくり!11

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