香川のものづくり支援事例集
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10会社における技能五輪参加への位置づけ!技能五輪への道参加の経緯参加の意義訓練方法《技能五輪・配管職種の成績》技能五輪の活用事例上質な水を創水する独自の活水技術を次代に受継ぐための人材育成を目指して!チャレンジ・ザ・スキル昭和44年に一般管工業を創業し、昭和58年に会社設立以来、長年培った技術とノウハウを活かした、純水製造再生プラントの設計・製造・施工まで一貫した生産システムを構築し、幅広い業界ニーズに対応している。また、独自の技術力を駆使した自社ブランドの災害時の緊急用浄水器を開発し、減災対策にも貢献する技術革新にも取組んでいる。若年入職者の定着率が低い原因は技能を習得する心得・心構えの欠如であると思い、若年技能者に目的を定めて、技能を研く環境づくりが第一と考え、技能五輪参加を決め、技能継承の場として、去年より参加し、同社の柳倉惇志くんが敢闘賞を獲得する。●ものづくりの達成感を味わうことにより、自主性・創造性を養い、社会人・企業人としての人間形成の醸成を期待する。全国レベルの高い技能を体感し、技能向上に対して自ら積極的に取組む意識を育む。ベテランの指導員からの細かな指導が受けられるため、質の高い技能継承の場となる。●●●ものづくりマイスターの熟練技能士を講師として、毎土曜日に8時間以上の配管職種全般の指導をいただいている。選手の個性や完成を重視し、自分なりのヤル気を活かす指導に心掛けている。●●平成18年第44回大会で銀賞・銅賞平成25年第51回大会で敢闘賞●●最近の若者のものづくり離れ・技能離れが見られる中で、高度な技能継承により優秀な技能者育成のために、技能五輪への参加を活用しています。全国レベルや他県のライバルと競い合うことで、ものづくりの取組む姿勢が変わり、企業人としての自主性・創造性などを養い仕事に対するモチベーションの向上につながったと思います。今大会の柳倉くんにも期待しながら、今後も若い従業員の参加に取組んでいきたいと思います。社長からのメッセージ技能者としての自主性・創造性を高め仕事に対するモチベーションをアップ!代表取締役 浦川 和秀さん浦川設備興業(株)第51回大会の敢闘賞よりさらに上の賞を狙うため、前回の反省点を確認・修正しながら練習にはげんでいます。大会に参加したことで、精神面・技能面の成長を自分自身で実感しています。大会を通じて学んだことをこれからの仕事に活かしていけると思います。また、社長を始め指導員の方々にいろいろと実技指導していただき、恩返しのためにも輝く色のメダルに挑戦したいと思います。選手からのメッセージ大会を通じて学んだことをこれからの仕事に活かしていきたい!●第51回大会・配管職種・敢闘賞●2級配管技能士柳倉 惇志さん浦川設備興業株式会社自社ブランド「創水たまてばこ」

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