香川のものづくり支援事例集No.13
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精密機械から高機能な金型・治工具など100分の1の精度を追求する手仕上げによる加工技能!仕上げ職種は、各種精密機器や機械部品を最終的な部品に仕上げたり組立てていく作業で、ヤスリがけ・キサゲ作業などの手加工作業を中心に、100分の1の精度を追求する測定作業などを行い、機械部品を加工・調整・組立てる技能です。平成28年度・技能検定「仕上げ職種」今回の技能検定実技試験では、機器類を加工するために必要な治工具の仕上げ1級(1名)、成型品を作るための金型仕上げ1級(1名)・3級(1名)、ふた・台・摺動ロッドを精密に組立てていく機械組立て仕上げ1級(2名)・2級(1名)・3級(1名)計7名が受検し、香川県立高等技術学校(高松校)の実習室で各自の技能の習得レベルを計る技能検定に汗を流した。ヤスリがけ仕上げを中心にハンマー、キサゲなど工具を使い分け、マイクロメータ、ノギスなどの測定機で100分の1の精度を高め、正確な部品を作り上げるために培ってきた仕上げ技能を発揮した。仕上げ技能士とは…!仕上げ技能士技能検定の紹介No.19

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