香川のものづくり支援事例集No.11
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銅石工職種2年連続入賞3位入賞・太田眞介選手今回、新たな練習や訓練は…?去年の課題作品より精度を上げるために、指導員の白井さんと相談しながら少し作り方を変えました。時間がかかるやり方でしたが、ひとつひとつの作業を大切に、入念に仕上りにこだわり、精度の高い作品になったと思います。職人としてより良い作品を作るところにこだわりました。香川地域技能振興コーナーでは技能五輪全国大会の出場に向けた予選会の開催や出場選手への旅費などの支援を行っております。今後の仕事への取組みは…?技能五輪のために努力したこと、指導員から教えていただいたことが自信に繋がりました。受け継がれてきた技術技能を持った人が魂を込めて作ったもの、そこに自信を持って、日本だけではなく世界に発信していきたいと思っています。自分自身がもっと腕を磨き、最高の職人になり、技能を継承していくことが、僕自身、また石材業界のさらなる飛躍に繋がると思っています。後輩へのアドバイスは…?ひとつひとつ確実に納得しながら作業工程をこなして作ること。他県の選手や会場の雰囲気など、プレッシャーに感じるかもしれないが平常心で取組めば、絶対にいい作品が作れるはず。戦うというより競技を楽しむくらいの余裕を持って、自分の納得いく作品を作ってください。それがいい結果へとつながっていきます。3位入賞の喜びと感想は…?前回の2位入賞からの3位なので喜びよりも悔しさの方が大きいですね。石工関係者や地元の方々の応援もあり、また自分なりに作品は納得のいくものだっただけに残念です。でも冷静に考えると2年連続で入賞できた事は、自分の力が全国レベルの上位であるという事で、その自信と誇りを大切にしたいと思います。喜びのQ&A4

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