香川のものづくり支援事例集No.7
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技能「かがわ技能フェスティバル2014」が11月15日・16日の2日間、サンメッセ香川・大展示場にて開催された。各職種の団体・企業・技能士会など約40団体が結集して、各職種の逸品が出展されるなど、香川のものづくり産業を支える優れた技能の数々が広い会場に一堂に展開。開催に先立ちオープニングセレモニーでは、香川県・高松市・全技連マイスター会の来賓者の祝辞を受けて、当協会の大藪修二会長より挨拶があり「香川のものづくり産業を支える技能の偉大さや魅力を広く県民にアピールし、今後も継続的に創造的に技能の継承に取組みたい。」と力強く語った。その後、来賓者も参加して華々しいテープカットが行われ、待ちわびた来場者からの盛大な拍手と共に開場すると、親子連れがお目当てのブースに駆け寄り活気溢れる祭典が始まった。ものづくりの素晴らしさ楽しさを見て聞いて体験する技能の祭典!技能フェスティバルの一番人気が「ものづくり技能体験コーナー」。寝具技能士会のミニ座布団づくりや洋裁技能士会の革小物袋物づくり・建具技能士会のミニつい立づくり・タイル張り技能士会のコースターづくり・左官技能士会のこて絵づくりなど、日頃見た事も触れた事もない技能士の技や作品を実際に体験してのものづくりに子供だけでなく大人も夢中になって楽しんでいた。中でも板金技能士会の表札・プレートづくりはいま人気のキャラクターを銅板プレートに描いていくもので、高松市内在住の白川さんは兄弟でプレートづくりにチャレンジし、長女の知伶ちゃんは「最初はキャラクターの線描きが難しかったけど、技能士さんに教えてもらってうまくできたのでおもしろかった。」と自作のプレートを自慢げに見せてくれた。また、珍しい体験として、㈱タダノの模型型ミニクレーン操縦体験や鳶技能士会の高所作業車体験、和裁技能士会の子供たちの着物着用撮影会なども人気を呼んでいた。日頃経験のないものづくり体験は、子供だけでなく大人にも大好評!ものづくり技能体験コーナーフェスティバルかがわ2014●寝具技能士会のミニ座布団づくり●タイル張り技能士会の コースターづくり●ツルキャラ うどん脳も参加●建具技能士会の ミニつい立てづくり●技能体験の参加券をもらう長蛇の列●銅板プレートにチャレンジした 白川さんファミリー石川 武さん全技連マイスター会事務局長宮武 寛さん高松市創造都市推進局長大藪 修二さん伊勢野 正憲さん香川県商工労働部長香川県職業能力開発協会 会長7

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