香川のものづくり支援事例集
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●自動車整備●建築大工・THE・SKILLCHALLENGE・THE・SKILL若年者を一人前の技能労働者に育成していくためには、技能習得の目標を付与するとともに、技能を競う場が必要です。このため、職業能力開発施設、工業高等学校、技能を習得中の企業等で就業していない20歳以下(一部職種を除く)の若年者を対象に「若年者ものづくり競技大会」を2006年から開催しています。これら若年者に、技能を向上させることにより若年者の就業促進を図り、併せて若年技能者の裾野の拡大を図っています。第9回若年者ものづくり競技大会が、平成26年7月28日・29日の2日間、山形ビッグウイング(山形県)をメイン会場に、職業能力開発施設や工業高等学校などで技能を習得中の若年技能者353名が参加して、全14職種のものづくり技能を競いました。香川県代表からは、機械製図・自動車整備・電子回路組立て・建築大工・ITネットワークシステム管理・ウェブデザイン6職種8名がチャレンジしました。●ウェブデザイン●ITネットワークシステム管理●機械製図(CAD)●電子回路組立てチャレンジ・ザ・スキル   機械製図(CAD)2位自動車整備・ウェブデザイン3位 ITネットワークシステム管理敢闘賞に輝く!〈技能競技大会を活用した人材育成〉学生・訓練生のうちに参加すると、社会人としての心構えの疑似体験が可能です。技能競技大会では、多数の技能者が同一の条件で技を競い合います。作る手順、使う道具、使える機械や工具が制限されている中で、限られた時間内で、与えられた仕様に沿った最良の作品を作り上げる能力や仕様の一部変更、競技中に発生する想定外のトラブルに、臨機応変に対応する能力が必要となり、技能者として必要な人格形成にも大きな影響を及ぼし将来の中核技能者の育成に大きな役割を果たしています。若年者〈目的〉〈主催〉〈競技職種〉次の14職種について実施を予定。①メカトロニクス④フライス盤⑦木材加工⑩ITネットワークシステム管理⑬グラフィックデザイン②機械製図(CAD)⑤電子回路組立て⑧建築大工⑪ウェブデザイン⑭ロボットソフト組込み③旋盤⑥電気工事⑨自動車整備⑫オフィスソフトウェア・ ソリューション香川県選手厚生労働省 中央職業能力開発協会3

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